今回の健康診断で新たに発見され、治療を開始した病気の数です(治療中の疾患は除きます)。のべ件数になります。      

変形性脊椎症、歯周病、白内障は多数なので今回カウントしていません。

わんちゃん 66件中

尿石症  9件                                                                                   胆嚢疾患 6件                                                                                       関節炎  4件                                                                                                 気管虚脱 2件                                                                                          心臓病、甲状腺機能低下症、副腎皮質機能亢進症、腎臓病、肝臓腫瘍 各1件 

ねこちゃん 35件中

尿石症 4件                                                                       腎臓病、甲状腺機能亢進症、多発性嚢胞腎 各1件

以上のような結果となりました。毎回健康診断を受けて下さっている方も多く、治療中の子達は除くと考えると病気の発見率は高いのではないでしょうか。                                                                         

また、血液検査だけでは分からない病気も毎回多くランクインしています。画像診断、尿検査の重要性を毎回感じます。                

早期発見早期治療なのでぜひ健康診断をご利用ください。

この記事を書いた人

金澤 崇史

2006年大学卒業後、2006~2012年の間関東圏3ヶ所の病院に勤務。2012年からは眼科専門病院に勤務し眼の専門的な医療に携わる。2015~2018年にかけて神奈川県の病院の分院長を務め、2018年からは東京都にしやま動物病院に勤務。2022年4月、東京都武蔵野市に吉祥寺あおぞら動物病院を開院する。比較眼科学会、日本獣医がん研究会、ねこ医学会、国際猫医学会に所属し、特に眼科診療を専門とする。